こんにちは、ミリマリです!
IELTSという英語テストを皆さん知ってますか?
主に、学生が受験しているこのIELTSについて、試験概要や英検との比較などと一緒にお伝えしたいと思います!
1:IELTSとは何?
まず、IELTS(アイエルツ)ってなんだ?について、 簡単に説明していきますね!
IELTSは、抽象( International English Language Testing System ) です。
正式名称を言われても、「だから?どんな試験なの?」と思いますよね?
簡潔にいうと、英語圏の国に、留学・仕事・移住するのための英語能力試験です。
他の英語試験である、英検やTOEICのような、「英語の能力を測る試験」となっています。
イギリス発祥の英語テストですが、イギリス以外でも通称するテストとなっております。
2:種類がある
IETLSには、「Academic module」=アカデミック 「General module」=ジェネラル と2種類あります。
種類 | アカデミック | ジェネラル |
---|---|---|
目的 | 英語圏へ留学、仕事に行く | 英語圏へ移住、研修する |
内容 | 学術的 | 日常的 |
上の表の通り、「アカデミック」は、英語圏へ留学、働きに行く人のため、「ジェネラル」は、英語圏へ移住、研修する人の対象となっています。
内容的には、「アカデミック」は文字通りに学術的な内容で、「ジェネラル」は、日常で使う簡単な内容です。
・一般的には、「アカデミック」の方を受けます!
3:試験概要
試験時間は、約3時間で、コンピューター形式とペイパー形式があるのですが、どっちかを受けるによって、時間配分も変わってきます!
コンピューター形式
コンピューター形式は、最近始まったみたいです!
時間配分は以下の通りになります。
・リーディング (60分)
・リスニング (30分)
・ライティング (60分)
・スピーキング (15分)*面接なので、人によります
試験結果は、試験後の約5日後に通知がきます。
実際に書くより、タイピングする方が慣れていたので、ライティングセクションは楽でした〜。
あと、席が隣との仕切りがあるので、テストに集中しやすいと思います!
また、自分専用のヘッドホンが使えるので、周りの影響で聞こえなかったなどの支障がありません!
・個人的には、コンピューター形式の方をおすすめします!
しかし、個人差があるので、自分にあった形式を選んで受けてくださいね!
ペイパー形式
ペイパー形式は本来の試験型です。
時間配分は、コンピューター形式とほぼ変わりません。
・リーディング (60分)
・リスニング (40分)
・ライティング (60分)
・スピーキング (15分)*面接なので、人によります
ペイパーの試験結果は、コンピューター試験より遅い、約13日後に発表されます。
( 早めに結果を知りたい方は、コンピューター試験の方がいいかもしれません。)
ペイパー試験は、問題用紙と解答用紙が配られ、鉛筆でマークをし、ライティングも直接解答用紙に書き込む感じです。
(タイピングが苦手な方は、ペイパー試験が合ってるかもしれません。)
4:英検との比較
他の英語試験と比べてみましょう!
例えば、英検とIELTSを比較すると、こんな感じになりました。↓
表1:時間配分
時間配分 | 英検 | IELTS |
---|---|---|
リーディング | 約90分 (ライティング) | 60分 |
リスニング | 30分 | 40分 |
ライティング | 60分 | |
スピーキング | 約10分 | 約15分 |
合計時間 | 約2時間 | 約3時間 |
表2:問題形式
問題形式 | 英検 | IELTS |
---|---|---|
リーディング | 選択式 | 選択式&記述 |
リスニング | 選択式 | 選択式&記述 |
ライティング | 1問 | 2問 |
スピーキング | 質問… | 質問・スピーチ… |
全体的 | 選択式が多い | 選択式&記述 |
まとめると、英検の方が全体的に選択式であり、面接(スピーキング)も短いのに比べて、
IELTSは、選択問題もありますが、簡単な記述であったり、ライティングが英検より書く量があり、また、スピーキングで話す量が多いと思います。
・あと、決定的な違いは、「合格」か「スコア」かであるのかです!
英検は結果が、「合格 」or 「不合格」となりますが、IELTSの場合は、必ずスコアがもらえるので、「絶対資格が欲しい」「自分の英語レベルが知りたい」方には、IELTSが合ってるのかと思います。
5:スコアの見方
次は、IELTSのスコアの見方です! ( アカデミック版)
4(低)〜9(高)スコアまであります。↓(英検レベルと比較してみました!)
正解数 | バンドスコア | 英検比較 |
---|---|---|
39-40 | 9 | |
37-39 | 8.5 | |
35-36 | 8 | 1級 |
33-34 | 7.5 | |
30-32 | 7 | |
27-29 | 6.5 | 準1級 |
23-26 | 6 | |
19-22 | 5.5 | |
15-18 | 5 | 2級 |
13-14 | 4.5 | |
10-12 | 4 |
正解数は、「実際に解いた正解数」のことで、その正解数に応じてバンドスコアが算出されます!
スピーキングやライティングが得意という方は、IELTSの方が、各セクションでスコアが伸びやすいのかと思うので、IELTSを受けた方が、有利だと思います!
【次回】効果的な学習方法
学習方法としては、参考書や問題集を解いてみると良いと思います!
公式の参考書やホームページからでも問題サンプルがあるので、利用してみるのもいいかもしれません。
私は、この問題集を使って試験に挑みました!↓
詳しい戦略・対策方法はこの記事を参考にしてみてください!↓